次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムについて
次亜塩素酸水と次亜塩素酸ナトリウムとい聞くとどちらも同じものではと思いますが、実は大きな違いがあります。
次亜塩素酸水 | 次亜塩素酸ナトリウム | |
---|---|---|
pH値 | 酸性 | アルカリ性 |
毒性 | 基本的になし | 酸と反応することにより毒ガスを発生 |
殺菌力 | 効果高い、菌を不活化させる | 濃度を高くする必要あり 危険性も増す |
消臭力 | 効果が高い | 塩素の臭いが残ってしまう |
名称は似ていますが、大きな違いがあります。除菌や消臭などに使う際は使用用途をしっかりと確認してからご使用ください。
次亜塩素酸水って、人に害はないの?
ニオイが強い商品もあるので人に害がありそうな気もしますが、
次亜塩素酸水は生成方法にもよりますが、食品などにも使用できるタイプがあるそうです。
気を付けて頂きたいのは次亜塩素酸ナトリウムです。
こちらはよく混ぜるな危険というのを見ると思いますが、化学反応をして有害物質が発生することがあるそうです。
次亜塩素酸水には、お塩とお水を電気分解して生成できるタイプが御座いますので、
こういった製品は菌などに反応するとお水に戻ってしまうそうなので、安全性も高いのではないでしょうか。
ただし、安全性は高くてもしっかりと注意事項は確認してご使用頂いた方が良いと思います。
次亜塩素酸水ってどんなニオイなの?
気になる点ですね!
初めての方に分かりやすく案内しますと、小学校のプールのような匂いがすると思います。
※商品によってあまりニオイがしないものもあるそうです。
小学校のプールには塩素が入っているのでその匂いが一番分かりやすいかと思います。
直接嗅ぐと刺激がある場合もありますので注意して下さい
また、個人的にはニオイがする方が効果があるような気がしますね。
買ってきた商品や作ったものでも時間が経つと徐々にニオイが無くなってきてしまうので、
そういった場合は新しいものを用意した方が良いですね。
次亜塩素酸水ってどんな菌に有効なの?
次亜塩素酸水は、様々な現場で使用されています。
どういった部分で有効とされているのでしょうか?
また、菌には様々な種類がありますが、どういった菌があるのかを今回は案内していきたいと思います。
菌の種類 | 菌の特長 |
---|---|
大腸菌 | 食中毒 |
サルモネラ菌 | 食中毒 |
緑膿菌 | 院内感染、眼疾患、下痢 |
セレウス菌 | 食中毒 |
黄色ブドウ球菌 | 食中毒 |
MRSA | 院内感染 |
腸炎ビブリオ菌 | 食中毒 |
赤色酵母 | 水まわりの赤色着色菌 |
カンジダ菌 | カンジダ症、粘膜に炎症 |
黒カビ菌 | アレルギー性あり、水虫菌の一種 |
など、色々な種類があることが分かります。
こういった菌などを不活化させるのが次亜塩素酸水の役割になります。
一般的には、感染予防などに使用されることが多いようです。
使用上の注意を守ってご使用ください。
よくある質問について
次亜塩素酸水について、よくある質問についてまとめて回答させて頂きました。
気になっていたけど分からなかったことは、こちらを見れば分かるかも!?
まずは、こちらを見て頂くと『次亜塩素酸水』について分かるかも。